オノマトペとコミュニケーション

弾丸で日本に帰国していました🇯🇵

 

先日、2日間だけ東京に。

 

会いたい方達にお時間頂いて、ダダーッとお会いして。

美味しいものバクバク食べて。

身体のメンテナンスも、ちょこちょこして。

仕事に必要な書籍や教科書を、どさっと買って。

ピューッと帰って来ました!

 

これ、全部、日本語のオノマトペです。

日本語には、オノマトペがあり、私たちは便利に楽しく、使っています。

 

実際に、上記のオノマトペを書く時も、

会いたい方達にお時間頂いて、立て続けに、一気に、お会いして。

という気分を、どう表現しようかと考えたり、

 

美味しいものも、パクパク食べたというよりは、バクバク食べたのよね。

むしゃむしゃは、食べてない!

と、思ったり。

 

自分なりに、しっくり(これもオノマトペ)くる表現を探しながら、書きました。

 

三島由紀夫は、このオノマトペを忌み嫌ったと言われています。

表現が幼いと感じたのか、

他の表現を探そうと努力せず、

安直に音に逃げていると思ったのか…

その真意はわかりませんが、

確かに、オノマトペの多い文章は、読み辛いと感じたり、

書き手に振り回されている様な気持ちになることも、なきにしもあらず。

 

そして、このオノマトペを理解するのも、使いこなすのも、

日本語学習者には、かなり難しいと言われています。

 

日本語母語話者にとっては、親しみやすいかもしれませんが、

*「やさしい日本語」を話すときには、

なるべく使わない方が良いとされているんですよね。

 

*「やさしい日本語」は、日本語母語話者ではない方と話す時に、

「優しい」気持ちで、「易しい」表現で話したり書いたりする日本語です。

「易しい」と感じるか「易しくない」と感じるかは、人それぞれな部分もあるので、

個人的には、「優しい」気持ちで話すことが、より大切だと思っています。

 

私の教えている上級の日本語学習者でも、

時々、ユニークな表現をします。

 

「先生、最近、上司がヒリヒリしていて、大変なんですよ・・・」

 

季節柄、

「日焼けかな?」

と思ってしまいそうですが、

実際は、いらいらピリピリしていたそうです。

 

ちょっと違うだけで、ニュアンスが変わってきます。

でも、もちろん生徒さんとの会話の中では、前後の文脈から、

上司のヒリヒリした感じが、十分伝わりました☺️

 

ヒリヒリというオノマトペは、刺激が強くて痛いことに使われ、

 

  • 「辛いものを食べて、舌がヒリヒリする。」
  • 「風邪をひいて、喉の調子が悪い。イガイガするというよりは、ヒリヒリする感じ。」

 

という風に、使われます。

 

コミュニケーションは、相手があってこそ成り立つもの。

 

受け取る側がどんな風に感じるかということを考え、想像することが、きっと、最も大切ですよね。

また、聴く側も、相手が何を伝えようとしているのかを、想像しながら聴くというのが大事な気がします。

 

オノマトペを使った、豊かな日本語のコミュニケーションを楽しみながら、

常に、相手のことを考えて表現していきたい。

 

コミュニケーションの根本は、技術ではなくて心。

日本語を教えながら、そんなことを思う日々です。